世界なんでも絶景メモ - anything memo of superb view of the world.

世界の自然や人工物も含めた絶景をメモとしてまとめています。

ポリネシア最東端の国、チリ領にあるモアイで有名なイースター島。

モアイと言ったらイースター島イースター島と言ったらモアイというぐらい有名な島。しかし、このイースター島がチリの本土から太平洋へ西に約3,800km沖に浮かぶチリ領だということ、そして国はチリなのにポリネシアだということは、あまり認知されていないようです。

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下図のようにポリネシア・トライアングルの東端にあたります。

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出典:http://sky.geocities.jp/sayo50109/106hawaii/630/630.html

なお、正式にはスペイン語でパスクア島(Isla de Pascua)といいます。Pascuaはスペイン語で「復活祭」という意味がありますので英語ではイースターと呼ばれています。また、先住民の言葉でラパ・ヌイ(Rapa Nui)といい「広い大地」や「大きい島」という意味があります。

イースター島の北部にあるラパ・ヌイ国立公園(Rapa Nui National Park)は、1995年に文化遺産としてチリの世界遺産に登録されています。

モアイ

間違えやすいですが顔だけの像で渋谷の駅前にあるのは「モヤイ像」で、この「モアイ」とは違います。その本物のモアイ(Moai)は、ご存じのとおり上半身も含めた人面を模した大きな石造で、島の海に面したアフと呼ばれる高台に多数立っている写真をよく見ます。

12世紀から15世紀の間に建造、素材はイースター島で産出される凝灰岩でできています。大きさは3.5m、重量20トン程度のものが多くですが、大きいものでは20m、重量90トンにもなり、全部で約1000体もあります。ネットには9000体という記述がありますが、以下の海外サイトを見ると887体という記述が見られます。よって、900体というのは立っているもの、近年よくテレビでみる建造中のままで放置されたものも含めると1000体というのは、おおよそ当たっていると思われます。

  •  The massive 887 stone statues or moai built in Easter Island by the Rapa Nui are unique. Although there are stone figures in other Polynesian islands none of them are of the size of the Easter Island  Easter Island Statues – moai | Chile Culture

Easter Island, Rano Raraku, moais

場所(地図)

こんなに縮尺を大きくしないと、その位置関係がわかりません。イースター島の周囲には殆ど島らしい島が存在せず、人が住んでいる島までは近くても直線距離2000kmもあり、まさに絶海の孤島です。

次の縮尺はもう詳細な地図です。周囲わずか58Km、南北16Km、東西22Kmの大きさです。島の西南部にあるオロンゴ岬(Orongo cape)は、島を囲む青い海が見れる絶景ポイントです。

アクセス(行き方)

日本からイースター島までの直行便はありませんので、タヒチのファアア国際空港(Faa'a International Airport)経由か、チリの首都サンチャゴにあるアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(Comodoro Arturo Merino Benítez International Airport )を経由する2つの方法しかありません。どちらにせよ、日本から2回ほど乗り継ぎをしてイースター島のマタベリ国際空港(Mataveri International Airport)までは約30時間はかかります。

ツアー

参考サイト

  • やはり行った方の旅行記は大変参考になります。キャンプやレンタカーなど、現地での観光がよくわかります。

    latte.la

TV

世界遺産ですが意外に少ないイースター島特集。新しいネタが続かないからでしょうか。

動画

素人感まるだし、のどかな音楽によるドローン動画。その他、いいドローン動画が今のところありませんでした。これなら私にも撮れる!?