世界なんでも絶景メモ - anything memo of superb view of the world.

世界の自然や人工物も含めた絶景をメモとしてまとめています。

絵で描いたような絶景。世界最古の砂漠、ナミブ砂漠。

アフリカ大陸の南西部にある国、ナミビアの沿岸に広がるナミブ砂漠(Namib Desert)。正式には、ナミブ砂海(サカイ)と呼び、2013年に自然遺産として世界遺産に登録されました。

ナミビアの中南部にある、スイスより大きいナミブ=ナウクルフト国立公園(Namib-Naukluft National Park)の中にある砂漠です。なんと約8000万年前に生まれた最古の砂漠地帯として有名で、まるで絵に描いたような絶景が広がります。 南北は1,288km、東西は幅48kmから161km、面積は約50,000Km2。岩手県の大きさが15,275Km2ですので、ほぼ3倍の大きさがあります。

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特に、ナミブ砂漠の最深部ゾッススヴライ(Sossusvlei)では300mの高さを持つ世界最大の砂丘群が延々と連なっています。中でもデューン45(Dune 45 Viewpoint)と呼ばれる砂丘からの景色が、特に素晴らしいことで知られています。

デューン45

Namibia desert dune

衛星写真でみると、その形がよくわかります。崩れずに形を保っているのが実に不思議です。

ナミブとは、現地の民族、サン人の言葉で「何もない」を意味し、ナミビアの国名の由来ともなっています。

デッドフレイ

先ほどのデューン45から西へ18Kmの場所に、現地の言葉で死の沼地を意味する「デッドフレイ(Deadvlei)」という有名な地域があります。TBS系列の番組「クレイジージャーニー」の写真家ヨシダナギの回では、デッドフレイまでヒンバ族の女性を移動させ写真を撮っていた場所として記憶に新しいところです。

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場所

アフリカ大陸の北西部のアンゴラの国境付近から、南アフリカ共和国北端までに及びます。

もう少し縮尺を小さくすると、先ほどのデューン45のビューポイントの位置がわかります。

アクセス(行き方)

日本からナミブ砂漠近くまでの直行便はありませんので、香港などアジアか、ヨーロッパの都市で乗り継いでヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港(O.R. Tambo International Airport)へ、そこからナミビア(Namibia)の首都ウィントフックのウィンドフック・ホセア・クタコ国際空港(Windhoek Hosea Kutako International Airport)へ向かうのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めておよそ約25時間以上かかります。そして、ウィントフックから車で約4時間でナミブ砂漠へ到着します。実際には、現地のツアーか車をチャーターして向かうことになります。

ツアー

参考サイト

レンタカーを借りて周遊した旅行記。参考になりますが、結構難易度が高そうですので、初心者はツアーをお勧めします。

壁紙

TV

世界遺産に登録されたのが2013年ということからか、少なめのテレビ特集。

動画

いつも素晴らしいドローン動画。プロポ2台で操縦しているのが見えますので、DJIのInspire 1(2パイロット用)なのでしょう。主にデスフレイを撮影しています。