世界なんでも絶景メモ - anything memo of superb view of the world.

世界の自然や人工物も含めた絶景をメモとしてまとめています。

アバターを彷彿する雲海に浮かぶ巨石の森、武陵源(ぶりょうげん)。

中国には多くの世界遺産がありますが、映画「アバター」の舞台となったいわれているのがここ、武陵源(ぶりょうげん)です。264平方キロの広大な面積に、1000メートルを超えるものだけでも240本、全部で3103本の石英砂岩の石柱が並ぶ風景は、これぞまさに絶景といえます。1992年に「武陵源の自然景観」は、自然遺産として世界遺産に登録されました。

実は37年前まで地図上の空白地帯でしたが、漢民族の画家が訪れたときに書いた風景画が話題となり一気に観光化が進んだ結果、現在では年間2000万人が訪れるほどになりました。

武陵源は、張家界国家森林公園、天子山自然保護区、索渓峪自然保護区と3つの地域に分けられ、仙人が住む「仙境」の縮小版だとか、お盆の上に土や砂、石、草木などを配置する「盆景」の拡大版とも言われています。

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麓には渓流が流れており、豊かな森林が広がっています。

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アクセス(行き方)

武陵源は、中国の湖南省にある張家界市(ちょうかかいし)に位置します。日本からは北京、上海経由で、およそ3時間半ほど。そこから国内線にて張家界荷花空港(ちょうかかいかかくうこう)へ行くのが一般的です。空港からはバスかタクシーで武陵源までおよそ50分程度で到着します。「張家界国家森林公園入口」から入り、有名なドイツのエレベーター会社が製造した世界一高い屋外エレベーター「百龍観光電梯(百龍観光エレベーター)」に乗って、高さ330メートルを一分で移動します。

エレベーター紹介動画

中国人も大興奮、中国の番組で紹介する世界一のエレベーター。番組の作り方が日本的なのが気になります。

場所

ドローン動画

これはすごい、Phantom3で取った武陵源の4K動画。

ツアー

武陵源含む5日間のパッケージツアーでおよそ8万~15万程度。格安チケットで4万程度から。

CM

TV

 急にここ2年程度で武陵源がブームとなっているようです。